2020.1.10

九州国立博物館 2020新春特別公開「国宝 初音の調度」

国宝 初音蒔絵長文箱(はつねまきえながふばこ) 江戸時代・1639年(寛永16年) 徳川美術館  文箱は、書状などを入れて往復させるのに用いる箱。用途により贈答用や常用などの種類がある。  徳川美術館所蔵ⓒ徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

徳川美術館に所蔵される国宝「初音はつねの調度」は、徳川三代将軍家光の長女である千代姫が、寛永16年(1639年)、尾張徳川家二代光友みつともに嫁ぐ際に制作された婚礼調度ちょうどです。

「初音」という名称は、この調度を飾る文様が、『源氏物語』「初音」じょうに題材を得ていることに由来します。金銀を贅沢ぜいたくに使い、高度な蒔絵まきえ技術を尽くして制作された豪華な調度は、わが国の漆芸しつげい史上、白眉はくびとして名高いものです。

第9回目となる今回は、この国宝「初音の調度」のうち、乱箱みだればこ長文箱ながふばこ短冊箱たんざくばこの3件を展示いたします。また、同じ『源氏物語』をモチーフとした絵画や、盛岡藩主南部家ゆかりの婚礼調度も合わせてご紹介いたします。

新春を飾るにふさわしい華麗なる婚礼調度。皆様どうぞゆっくりとお楽しみください。

国宝 初音蒔絵短冊箱 江戸時代・ 1639年(寛永16年) 徳川美術館
詩歌を書くための短冊を入れる箱。硯(すずり)箱の機能も併せもち、内部の懸子(かけご)
には、硯や水滴、筆を収め、懸子の下に短冊を入れる。
徳川美術館所蔵©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

国宝 初音蒔絵乱箱 江戸時代・ 1639年(寛永16年)  徳川美術館
乱箱は蓋のない浅い箱で、手回品や衣類、化粧道具を入れて用いる。本品には、白銅製鏡を収めた鏡巣(きょうそう)、白粉入(おしろいいれ)や化粧水入などをともなう。
徳川美術館所蔵©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

公式サイトはこちら

https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre162.html

開催概要

日程

2020.1.1〜2020.1.26

9時30分〜17時
毎週金・土曜日は20時まで
いずれも入館は閉館30分前まで

会場

九州国立博物館 4階 文化交流展示室 第11室
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4 -7-2

料金

大人430円、大学生130円など

休館日

毎週月曜日
(ただし、1月13日(月・祝)は開館、1月14日(火)は休館)

お問い合わせ

050-5542-8600(ハローダイヤル・8時~22時/年中無休)

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