
見どころ
5つのユネスコ無形文化遺産の魅力を一挙に「体感」できるこれまでにない展示!

ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能-歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊-を一堂に集め、明治末期の洋風建築として重要文化財に指定されている東京国立博物館・表慶館という空間で、それぞれの芸能が持つ固有の美とそれを支える「わざ」を紹介します。
各展示室では、来館者が実際に舞台に上がり、伝統芸能の特色ある世界観を臨場感たっぷりに体験できる再現舞台のほか、実際の公演で使用される衣裳、小道具、楽器等を展示します。
展覧会の4つの見どころ-伝統芸能の魅力を一挙に体感!-
1
臨場感溢れる舞台を体感!
展示室内に、原寸大に近い大きさで歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊の舞台を再現します。来館者が実際に舞台に上がり、実演家の視線で伝統芸能ならではの舞台空間を体感できます。
2
意匠に込められた自然観を体感!
実際に舞台で使用される衣裳、楽器、小道具などを多数展示します。間近でご覧いただくことにより、劇場の客席からだけでは分からない意匠の細部に込められた日本人の美意識、特に四季や花鳥風月といった自然との関わりを感じることができます。
3
貴重な映像資料で至高の技を体感!
九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の至芸を記録した日本最古の映画『紅葉狩』(フィルムが重要文化財に指定)や、国立劇場で上演された宮内庁式部職楽部出演の雅楽公演の映像など、各展示室にて貴重な映像資料を上映します。
4
芸能を支える技を体感!
舞台を支える技術者による解説動画を配信いたします。芸能を支える「わざ」を身近に感じていただくことで、より深く伝統芸能の世界を知ることができます。
歌舞伎

錦絵「楼門五山桐」(初代歌川豊国)
国立劇場蔵
文楽

文楽のかしら 文七
国立劇場蔵
雅楽

鼉太鼓
国立劇場蔵
能楽

能装束 紅白段雲龍模様厚板
国立能楽堂蔵
組踊

紅型衣裳 水色地牡丹鳳凰菖蒲文様
国立劇場おきなわ蔵
雅楽

鼉太鼓
国立劇場蔵
組踊
