2020.9.6

【作家が語る】佐治ヒロシ―工藝2020出展作品から

えい
佐治 ヒロシ 2018年 W・D・H:25.5・24・93cm (個人蔵)【漆工】

とこしえに続くもの。それは、人の観念なのか時間のことなのか、全ての拡がりを指すのか。始まりも終わりもないものか。私は常に造形の追求を意識して制作している。形の上に漆の艶と艶消し、そして朱色を置いて動と静を表現した。

佐治ヒロシ(1949- ) Saji Hiroshi
東京都生まれ。日展を主体に活動し、1983年及び1985年特選、2016年東京都知事賞、2018年内閣総理大臣賞と受賞を重ねた。乾漆による抽象化した有機的形体に黒漆の艶と艶消しを施し、ところどころに朱漆塗りの面を配置している。心象のイメージを徹底して抽象化し、主題に即した造形の明確化を図っている。《永》は、中天にひたすら伸び立つ無限遠の形体に、いうなら時空の動と静の広がりを表している。千葉県市川市在住。

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「工藝2020」開催概要や日時指定チケットの情報は公式サイトで

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

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