2020.9.6

【作家が語る】中井貞次―工藝2020出展作品から

森只中もりただなか
中井 貞次 2012年 W・D・H:160・-・140cm (染・清流館蔵)【染織】

森の中に森を見る。森の中の万物のうごめきに、共存共栄の自然のもつ摂理を知る。また、その生命力やエネルギーの大なるを実感する。逍遥のひととき、森の中にひしめく時空が、実に様々な色と形を顕現してくれる。

中井 貞次(1932- ) Nakai Teiji
京都府生まれ。1956年京都市立美術大学工芸科の染織専攻を卒業し、蠟染の小合友之助と型絵染の稲垣稔次郎の指導を受けた。日展を主体に活動し、1969年及び1977年特選、1990年に文部大臣賞を受賞した。1993年日本芸術院賞受賞。中東やヨーロッパ、中国の紀行や沖縄・屋久島、そして原生の樹林や森のシリーズなど自らの心象を主題に、藍を基調色としてその諧調による色彩の構成を蠟染によって表現してきた。近年は、心象の風景描写に日本の風土や自然の活力をうかがわせている。2008年日本芸術院会員。京都府京都市在住。

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「工藝2020」開催概要や日時指定チケットの情報は公式サイトで

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

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